週末やレジャーシーズンになって、手軽に釣りを楽しみたいときにネットで検索をすると「釣り堀」と「管理釣り場」のふたつのキーワードを目にします。ふたつとも同じことではないかと思うひとも多いはずです。実際のところ、このふたつは同じことを意味しているのでしょうか。
釣り方の違いで区別することが多い
「釣り堀」と「管理釣り場」の共通点は、川・湖・池・海などの一画を「釣りを楽しむこと」を目的として開放し、そこの訪れた客から料金を徴収します。特に、「釣り堀」と呼ばれるところは人工的に池を造成していることが多いのです。
サービスも似ており、「釣り具のレンタル」「餌の販売」「(食べられる魚であれば)腸抜き(わたぬき)・調理」などがあります。
一方で、実際に、ふたつを訪れてわかることは、ルアーフィッシングやフライフィッシングのようなスポーツフィッシングと呼ばれるような釣り方ができる場所を「管理釣り場」、針に餌をつけて釣りを楽しむ場所を「釣り堀」と呼ぶ傾向があります。もっともこのあたりの区分はあいまいで、餌釣りを提供している場所でも「管理釣り場」ということもあれば、スポーツフィッシングができる場所でも「釣り堀」と呼んでいるところもあります。
釣り場によって独自ルールがある
日本全国に点在する「釣り堀」「管理釣り場」はそれぞれ料金やルールが異なります。例えば、ニジマス釣りを提供する管理釣り場は、「一定数以上を釣りあげたら1匹釣りあげる毎に料金加算」「釣った魚はすべて持ち帰り」など独自ルールが存在します。このあたりのルールは経営状態によって変更されていくことが多く、数年ぶりに訪れたら料金もルールも変わっていることはざらです。釣りにいく直前に、ホームページや電話で料金やルールを確認しておくことをおすすめします。
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